四月十三日早朝、震度6弱の強い揺れが兵庫県・淡路島を襲いました。
今回の地震でも建物の被害や負傷者が報告されていましたが、そんな中死者が出なかったことは幸いでした。
恐らく、地震で揺れている間、阪神・淡路大震災の記憶が頭の中によみがえってきた方も少なくなかったはずです。あれから十八年もの月日が経ちました。しかし、今だに人々の心に大きな傷を残していることは確かです。
以前の震災に比べて、今回は人的被害が比較的少なくて済んだという声が多くありますが、その理由の一つとして、阪神・淡路大震災の経験とその後の心構え、防災マップや大地震に備えた訓練が生きたということが挙げられます。
このことからも、備えをすることの大切さを深く考えさせられます。しかし、災害への備え以上に重要で、私たち一人一人が絶対に忘れてはならない備えがあります。それは、 「死への備え」です。

皆様は死について、真剣に考えられたことがあるでしょうか?
多くの人は、死の現実に向き合うことを恐れ、考えないようにされています。事実、「死」を連想させるという理由から、至る場所で「4」という数字が避けられています。
しかし、いくら死について考えないようにしても、必ず死は訪れます。「4」という数字を避けることはできても、死の現実そのものを避けることはできません。
なぜ死を恐れる?
死を恐れる理由は何でしょう?死に伴う肉体的苦痛が耐えが痛いからでしょうか。仮に、全く苦痛が無いと分かっているなら、恐れずに済むというのかというと、実はそうとは言えないのです。死を受け入れることができない根本的原因が他にあります。
死について考えれば「 死後の状態」 についておのずと意識させられます。
「死とは、自分自身を消滅させてしまうのか。死後の世界は存在するのか。もし、存在するとしたら自分はどうなるのか・・・」深刻な疑問が次から次へと生じてきます。そして、たとえようのない不安と恐れに心が支配されてしまいます。死後の世界と自分の状態への不安が結果的に死への恐怖に繋がっているのです。
人はなぜ死ぬ?
「人間はなぜ死ぬのか?」この問いに対して、人々は明確な答えを持てずにいます。
私たちの肉体を構成している細胞は常に分裂・増殖を繰り返しています。ところが、分裂回数にも限界があり、それを超えてしまうと分裂できなくなります。そして、細胞は死滅していきます。これが、肉体の老化です。私たちの身体は死へと向かうように、生まれた時から遺伝子レベルで寿命がインプットされているのです。
罪から来る報酬は死です。(ローマ人への手紙 6章23節)
さて、聖書を見るならば、死の原因は人間自身の罪にあると断言されています。
人間は、物質的な豊かさが幸せだと考え、便利で快適な生活を求め続けてきました。もちろん、物質的豊かさ自体が問題なのではありません。問題は、目の前にある豊さばかりを追い求め過ぎて、人間にとって最も大切なことを忘れてしまっていることなのです。
初めに神が天と地を創造した。(創世記 1章1節)
聖書には、この世界にある全てのものが神様によって造られ、今も保たれていると記されてあります。しかし、多くの方は造り主なる神様を認めず、信じようともしません。それどころか、自らの欲望を神として的外れな人生を送っています。これが罪です。そして、罪が全人類に死をもたらす恐ろしい原因となっています。
人は死んでどうなる?
死とは、肉体と霊魂の分離を表しています。霊魂とは物事を考えたり、決断したり、感じたりする自分自身のことです。死によって肉体は朽ち果てます。一方、肉体を離れた霊魂は死後の世界で存在し続けます。
したがって、死とは無になることでも、新たな自分に生まれ変わることでもありません。死後に行くべき世界があるのです。
人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている(へブル人への手紙 9章27節)
死のもたらす最大の問題は、人間の罪に対する神様からの刑罰にあります。 イエス ・ キリストは 「ゲヘナ」 「ハデス」 「永遠の火の裁き」という表現で地獄を語られました。人間の罪を永遠に裁く地獄が存在することは否定することのできない事実です。
地獄からの救い
死の問題の解決は、 「地獄からの救い」にあります。また、地獄からの救いは皆様の罪が赦されているかどうかにかかっています。
人間の罪は、周りから称賛されるような善行や心がけによって消せるようなものではありません。ましてや、お金によって解決することなど絶対に不可能です。罪の解決の道はただ一つです。それは、神様から罪を赦していただくことです。
神様は人間を愛する愛の故に、驚くべき方法で罪の解決を成し遂げて下さいました。今から二千年前に御子イエス様を人としてこの地上に遣わし、全人類の罪を背負わせ、十字架に架けられました。そして、 人間の身代わりとして、罪の罰を御子の上に全て下されたのです。イエス様の十字架上での贖いの死によって、罪の問題を解決されました。
イエス様は葬られましたが、死後三日目に肉体をもって復活されました。これは、歴史的な事実です。イエス様を皆様の神様、救い主として信じるならば、神様は皆様の罪を赦して下さいます。そして、地獄から救い、天国へ行く者として下さいます。
永遠の命をあなたに
肉体の死を避けることはできません。しかし、イエス様を信じることによって、死後に天国で神様と永遠に生きることができるのです。ここに死の問題の解決があります。
たとえ、死に臨んだ時も、天国へ行けるという確かな救いと希望によって、死の絶望と恐怖に打ち勝つことができます。どうか、皆様もこの素晴らしい救いを受け入れる方となって下さい。

