ある日突然、無人島にひとりで暮らすことになったとします。まず何が必要でしょうか。飲み水、食料、雨風をしのぐための住む場所、衣類等が真っ先にあげられると思います。また、マッチやナイフ等の道具も手に入れたいアイテムのひとつでしょう。
さて、無人島にいない現在のあなたは、今何が必要ですかと尋ねられたらどのように答えられるでしょうか?お金という答えがひょっとすると多いかもしれません。
人間は、 その時の生活環境や考え方によって、必要とすべきものが変わってしまいます。しかし、どのような状況でも、必ず必要なものがあります。それは今のあなたにとってすぐに必要だと思われないかもしれません。聖書には、私たちが死ぬまでに手に入れなくてはならない大切なものについて記されています。
ほんとうの幸せ
私は、私の目の欲するものは何でも拒まず、心の赴くままに、あらゆる楽しみをした。実に私の心はどんな労苦をも喜んだ。これが、私のすべての労苦による私の受ける分であった。
しかし、私が手掛けたあらゆる事業と、そのために私が骨折った労苦とを振り返ってみると、なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。日の下には何一つ駅になるものはない。(伝道者の書 2章10~11節)
幸せ=欲望を満たすこと…?
「 幸せって何だろう。」 誰もが考えることではないでしょうか。「 一生涯、お金の心配をせずに贅沢な暮らしができること。」 このように考える方もいらっしゃることでしょう。 「いや、心身共に健康で、長生きすることだ。 」病気で苦しんでおられる方はこう答えられるかもしれません。
仮に、お金に不自由なく、健康な心身を持つことができたとしましょう。そうすれば、人は本当に幸せを感じることができるのでしょうか。 「私はもう満足です。これ以上に素晴らしい生活はありません。私は幸せ者です。 」このように言われる方は、まれであるように思えるのです。
人間には欲があります。この欲望は、さらなる豊かさ、楽しみを追求して、現状に満足することは決してありません。一千万円貯金が貯まれば、もっとそれを殖やしたいと願います。国内旅行を楽しむと、次は海外に出かけてみたくなるのです。
では、何をもってして本当に幸せだということができるのでしょうか。 「自分の思うとおりに人生を生きること」つまり欲望をすべて満たし、思いのままに生きることでしょうか。しかし、このような人生を送ることができる人はほとんどいないのです。ところが、人類の長い歴史の中で、そのような人生を生きた人物が存在しました。
今から約三千年前、イスラエルの王であったソロモンは、富、名声、権力のすべてを手に入れ、その上、彼の統治した四十年の間に戦争はありませんでした。彼は、すべてのものを得て、人々が羨むような生活を送ったのです。ところが、彼が語った言葉は満足とは正反対のものでした。
なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。(伝道者の書 1章14節)
日の下(この世) には何一つ益になるものはない。(伝道者の書 2章11節)
欲望を追い求めた先にあるもの
ソロモンの言葉から分かるように、欲望を追い求めた先にあるものは空しさだけです。また、さらに恐ろしいことに、この世のものに心を奪われるあまり、人々は重要な事を忘れています。それは、死の現実です。
人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている(へブル人への手紙 9章27節)
聖書は、人間の死とその後に用意されているさばきについてはっきりと語っています。この世界を造られたまことの神様に背を向け、自分勝手に人生を歩むことは大きな罪です。
神様は人間の罪をさばくため、死後の世界に火と硫黄の燃える地獄を用意されているのです。
永遠のいのち
それで、本当の幸せは一体どこにあるのでしょうか。この世の空しさとはかなさを経験した後で、ソロモンは次のように語りました。
あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に。(伝道者の書 12章1節)
結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。
(伝道者の書 12章13~14節)
ソロモンの得たほんとうの幸せは、神様のうちにありました。神様のもとに立ち返ったソロモンは永遠のいのちという尊い救いを得たのです。
さて、神様はこの永遠のいのちを今を生きる人々にも与えたいと願っておられます。もし、あなたがそれを心から求めるならば、神様は喜んで与えてくださいます。
神様から与えられる真実(ほんとう)の幸せ
神様は、人間を地獄から救い、永遠のいのちを与えるために実に大きな犠牲を払われました。神の御子であるイエス・キリストを十字架につけ、罪に対するさばきを全て下されたのです。イエス様は十字架上で全人類の身代わりとなって苦しまれ、死なれました。また、死後三日目に復活の身体をもってよみがえられたのです。
もし、あなたがご自分の罪を悔い改め、イエス様を救い主と信じるならば、罪が赦されて永遠のいのちが与えられます。そして、 地獄から救われ、天国に行くことができます。
ほんとうの幸せ、それは主イエス・キリストを救い主と信じて、永遠のいのちをいただくことです。これは、死によっても失われることのない希望です。どうぞ、あなたもイエス様を信じて、ほんとうの幸せを手にする方となってください。

