世界で最初のクリスマス
毎年12月25日になると世界中でクリスマスが祝われています。
日本では、家族や恋人と過ごしたり、プレゼントを交換するためのイベントとして定着していますが、本来クリスマスは、キリストの誕生を祝う日として始まったものです。「クリスマス」は、英語のChrist[キリスト]のmass[祭り]に由来します。
どうして、キリストの誕生が世界中で祝われているのでしょうか。クリスマスを祝っているのでしたら、どうかその理由を知ってください。
なぜなら、それはあなたととても深い関わりがあるからなのです。
聖書の中に、世界で最初にキリストの誕生が祝われた記録があります。それは、東方の博士たちの礼拝です。この記事に、キリストの誕生が祝われている理由を見出すことができます。
イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」・・・その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。そしてその家にはいって、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。(マタイの福音書 2章1~11節)
死を意味する贈り物
今から約二千年前に、イエス・キリストは、ベツレヘムという町でお生まれになりました。その後しばらくして、東方から博士たちが、幼子イエスを拝むためにやって来ました。そして、博士たちは、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげました。これらの贈り物は、当時では大変高価なもので、普通は幼子にささげるものではありませんでした。特に、没薬は死者を埋葬する時に用いる防腐剤でもあり、死を意味するものであったので、生まれて間もない幼子への贈り物としては、一見失礼なものであったはずです。どうして、博士たちは死を象徴する贈り物をささげたのでしょうか。それは、イエス・キリストの死が、この博士たちに、全人類に、そしてあなたに、素晴らしい救いをもたらすものであったからなのです。
罪人のための誕生と死
キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。(テモテへの手紙 第一 1章15節)
イエスは、死の苦しみのゆえに、栄光と誉れの冠をお受けになりました。その死は、神の恵みによって、すべての人のために味わわれたものです。(ヘブル人への手紙 2章9節)
これらの聖書のことばに書かれてあるように、キリストは、罪人の救いのために誕生され、すべての人のために十字架にかかり、死んでくださったのです。そして、この罪人とはあなたのことなのです。聖書には次のように書かれてあります。
義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。(ローマ人への手紙 3章10~11節)
真の神は、人間の造り主であられ、今日に至るまであなたのいのちを保ってくださっているお方です。あなたはその真の神を畏れ敬ってこられたでしょうか。「神などいない。」と考えて、神を無視してきたのなら、それは大きな罪です。また、人間が木や石で作った偽の神々を拝んだことはないでしょうか。それは、真の神に対する積極的な反逆罪です。それらの罪が、義なる神を激しく怒らせているのです。ですから、罪人は死後、罪の刑罰を受けて、火の燃える池に投げ込まれて、永遠に苦しまなければならないのです。
のろわれた者ども。わたしから離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火に入れ。(マタイの福音書 25章41節)
救い主なるイエス
しかし、あなたを愛しておられる神は、あなたを救うために救い主をこの世にお遣わしになることをご計画されたのです!
私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。(ヨハネの手紙 第一 4章10節)
そのご計画に従って、キリストは、この世に来られ、十字架に架かって死んでくださったのです。キリストは、十字架の上で、あなたのすべての罪を背負われ、あなたの身代わりに罪の刑罰をお受けになりました。
キリストも一度罪のために死なれました。正しい方が悪い人々の身代わりとなったのです。(ペテロの手紙 第一 3章18節)
さらに、キリストは死後三日目に、歴史上の事実としてよみがえられ、多くの弟子たちに現れて、ご自身こそ真の神、救い主であることをあかしされました。
神はこのイエスを三日目によみがえらせ、現れさせてくださいました。(使徒の働き 10章40節)
あなたのすべての罪は、キリストの十字架上ですでに処罰されました。ですから、あなたが罪を悔い改め、イエス・キリストを救い主として信じ受け入れるならば、罪の赦しと永遠のいのちが与えられ、あなたは死後のさばきから救われ、天国で永遠に生きることができるのです。
イエスについては、預言者たちもみな、この方を信じる者はだれでも、その名によって罪の赦しが受けられる、とあかししています。(使徒の働き 10章43節)
このような素晴らしい救い主がお生まれになったので、クリスマスは絶えることなく祝われ続けてきたのです。どうか、イエス・キリストを信じ、救いを得てください。そして、東方の博士たちのように、キリストの誕生と死を心から喜ぶ方となってください。

