恵みあるうちに 2023年 11月128号 「クリスマスとは何の日?」

恵みあるうちに128号

クリスマスとは何の日?

 今年もイルミネーションが輝き、軽快な音楽が流れるようになりました。近づくその日を楽しみにしているのは子供だけではないでしょう。愛する人たちと共に過ごす日、ケーキやプレゼントを首を長くして待つ日、世界中でお祝いする不思議な日、それはクリスマスです!
 皆さんはなぜクリスマスが祝われているか知っておられるでしょうか。実は、皆さんとも関係があるのです。クリスマスが世界中で祝われる理由をお伝えします。

何を祝っているか?

 
 クリスマスにお祝いされているのは、イエス・キリストの誕生です。時々、誕生日だと勘違いされることがあります。聖書を見ると、羊飼いたちが屋外で夜通し番をしていたことから、もっと温かい時期であったことが分かります。

さて、その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、羊の群れの夜番をしていた。・・・すると、主の使いが彼らのところに来て・・・彼らに言った。「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそキリストです。布にくるまって飼い葉桶に寝ているみどりごを見つけます。」(ルカの福音書 2章8~12節)

 羊飼いたちは主の使いの言葉を信じて、急いで行き、飼い葉桶で寝ておられるイエス・キリストを見つけたのです。彼らは神様をあがめ、賛美しました。これが最初のクリスマスです。今から二千年以上も昔に起こった実際の出来事です。

喜びの理由とは?

 なぜ一人の男の子の誕生がこれほどまでに喜ばれるのでしょうか。約束された救い主だからです。皆さんにとってもこの救い主が必要であるのです。なぜなら、人間は罪を犯したために、危険な状態にあるからです。

なぜ救いが必要か?

  人間が犯した罪とは何でしょうか。罪とは犯罪のことだと考える方が多いです。もちろん、犯罪も罪ですが、それだけではありません。罪とは無法です。無法とは支配を拒絶することです。すなわち、神様を無視し、拒絶し、逆らうことです。
 聖書は天地の造り主である神様について記されています。自然や、生き物を見る時に偉大な知恵と力を持った方が設計し、デザインされたことは明らかです。人間も神様によって造られ、愛されているのです。神様は太陽を昇らせ、雨を降らせ、季節ごとに実りを惜しみなく与えてくださっています。ところが、人間は神様を神様として認めず、自我を自分の神とし、自分の欲望に従って生きています。また、偽りの神々を作り出し、欲望をかなえてくれるように拝んでいます。その結果、この世界は、欺き、盗み、憎しみ、いじめ、暴力、ねたみ、姦淫、殺人...目を覆いたくなるような罪にあふれています。これは、ニュースや新聞の遠い話だけではなく、皆さんの身近な所でも見られるものです。何より、皆さん自身がこのような罪を犯していないでしょうか。胸に手を当ててお考えください。神様の前には何一つ隠し事はできません。聖書は

義人(神の目から見て正しい人)はいない。一人もいない。(ローマ人への手紙 3章10節)

と語っています。わたしも皆さんも神様の前に罪を犯した罪人であると神のことばは宣言しているのです。
 さらに聖書には

人間には、一度死ぬことと、死後にさばきを受けることが定まっている」(へブル人への手紙 9章27節)

と記されています。罪を犯した人間は、死後に裁かれるのです。その裁きとは、火の燃える池である地獄に投げ込まれて、永遠に苦しむことであるのです。神様は聖く、正しい方ですから、罪を必ず裁かなければなりません。ですから、罪を犯した人間は地獄に向かっており、救いを必要としているのです。

救い主とは?


 神様は救い主イエス・キリストをこの世に遣わしてくださいました。天におられた神の御子が、処女マリヤの胎を通してお生まれになったのです。その生涯の中で、神のことばを語り、奇跡を行い、欺き一つない生涯を送られ、最後には十字架にかかって死なれました。罪のない正しい方がなぜ犯罪者のように処刑されたのでしょうか。それは罪人の身代わりに罰を受けるためでした。

キリストも一度、罪のために苦しみを受けられました。正しい方が正しくない者たちの身代わりになられたのです。(ペテロの手紙 第一 3章18節)

 今から約二千年前に、あなたを愛し、あなたを救うために救い主が十字架にかかって苦しみに耐え忍んでくださったのです。十字架で死なれた後、墓に葬られ、三日目によみがえられ、弟子たちの前に姿を現されました。その後、弟子たちの見ている前で天に昇って行かれたのです。イエス・キリストは今も生きておられます。そしてあなたを救いたいと願っておられます。

救いを受け取る方法

 神様に逆らう生き方を悔い改め(心の向きを方向転換すること)、十字架で死んでよみがえられたイエス・キリストを信じる人は救われます。救いは行いによってではなく、信仰によって与えられます。無代価で、プレゼントとして与えられるのです。用意されたプレゼントは、手を差し出せば受け取ることができます。神様が用意してくださった救いというプレゼントを信じて感謝して受け取れば良いのです。クリスマスは神様からの最高のプレゼントが与えられたことを祝う日です。ぜひ皆さんもイエス・キリストを信じて救いを受け取り、大きな喜びを持つ方となられますように。

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