2026年7月礼拝メッセージ

列王記 第一 3章5〜9節

5 ギブオンで主は夜の夢のうちにソロモンに現れた。神は仰せられた。「あなたに何を与えようか。願え。」

6 ソロモンは言った。「あなたは、あなたのしもべ、私の父ダビデに大いなる恵みを施されました。父があなたに対し真実と正義と真心をもって、あなたの御前に歩んだからです。あなたはこの大いなる恵みを父のために保ち、今日のように、その王座に着いている子を彼にお与えになりました。

7 わが神、主よ。今あなたは私の父ダビデに代わって、このしもべを王とされました。しかし私は小さな子どもで、出入りする術を知りません。

8 そのうえ、しもべは、あなたが選んだあなたの民の中にいます。あまりにも多くて、数えるこことも調べることもできないほど大勢の民です。

9 善悪を判断してあなたの民をさばくために、聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、この大勢のあなたの民をさばくことができるでしょうか。」

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知恵を求めたソロモンの失敗

 王になったばかりのソロモンに対して、神様は欲しいものを何でも一つ与えるとお約束くださいました。ソロモンは、王としての立場にふさわしく民を導くための知恵と判断力を求めたのです。
 神様はこの願いを大変喜ばれ、知恵と判断力に加えて、富と誉れもお与え下さいました。そして、神様がソロモンに最も伝えたかったことを結論として語られました。(10〜14節)

また、あなたの父ダビデが歩んだように、あなたもわたしの掟と命令を守って、わたしの道を歩むなら、あなたの日々を長くしよう。(列王記 第一 3章14節)

 旧約の、律法の時代ですから、父ダビデ王のように神様の戒めを守って歩むことを求められたのです。
 しかし、ソロモンはその晩年1000人の妻と側女により、心が惑わされることになり、この神様の願い通りの歩みをすることはできませんでした。

1 ソロモン王は、ファラオの娘のほかに多くの異国人の女、すなわちモアブ人の女、アンモン人の女、エドム人の女、シドン人の女、ヒッタイト人の女を愛した。

2 この女たちは、主がかつてイスラエル人に、「あなたがたは彼らの中に入ってはならない。彼らをあなたがたの中に入れてもいけない。さもないと、彼らは必ずあなたがたの心を転じて彼らの神々に従わせる」と言われた、その国々の者であった。しかし、ソロモンは彼女たちを愛して離れなかった。

3 彼には、七百人の王妃としての妻と、三百人の側女がいた。その妻たちが彼の心を転じた。

4 ソロモンが年をとったとき、その妻たちが彼の心をほかの神々の方へ向けたので、彼の心は父ダビデの心と違って、彼の神、主と一つにはなっていなかった。

(列王記 第一 10章1~4節)

 ソロモン王に勝る王はいないと言われたほどの判断力、決断力は鈍ってしまったのです。異国人の妻たちにより、偶像礼拝が持ち込まれ、最終的に国が二分される結果をもたらしてしまったのです。

 富、栄誉、知恵、この世の全てを手にしていたソロモンに唯一足りなかったものがあります。それは、神様を畏れ敬う姿勢です。
 何でも一つ与えるとの約束に対して、一人の信仰者として、父祖アブラハム、父ダビデに倣い、神様を畏れる心を求めていたならば、その後の結果は大きく異なっていたことでしょう。

 我々クリスチャンも神様を信じるものとして、神様を畏れ敬う姿勢は大変重要です。毎日の信仰生活はそこから出てくるのです。私達が神様を畏れ敬うのは、

  • 私達は神様によって造られたこと
  • イエス様が私達の罪のために、十字架に架かって下さったこと

を思うときに、当然なことであります。

 旧約から新約にかけて、多くの神様を畏れ敬う信仰者を神様は祝福し、用いて下さいました。今でも同じことが言えます。私たちはもっと神様の前にひれ伏し、神様第一、神様は私たちの心の中心であられる、そういう信仰者でありましょう。

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