聖書ってどんな本?①

私たちの身近には多くの本がありますが、その中で聖書ほど長く、広く、多くの人に読まれてきた書物は他にありません。​
発行部数、翻訳の数、歴史への影響というどの点を取っても、聖書は特別な位置にある本です。​

世界一読まれてきた書物

直近およそ50年の間に、聖書は39億部も発行されてきました。​
これは他のどの書物と比べても圧倒的な数であり、聖書がどれほど多くの人の手に渡ってきたかを物語っています。​
また、翻訳された言語の数も世界一であり、国や文化を越えて読まれてきたことが分かります。​

その影響は宗教の世界にとどまらず、法律、倫理観、芸術、言語表現など、社会のさまざまな領域に及んでいます。​

聖書という本の成り立ち

聖書は、旧約聖書39巻と新約聖書27巻、合わせて66巻から成っています。​
旧約聖書は紀元前1450年頃から紀元前400年頃まで、新約聖書は紀元40年頃から紀元90年頃までに書かれました。​
およそ1600年という長い年月をかけて、多くの著者によって記された書物です。​

旧約聖書は天地創造からイエス・キリストが来られるまで、新約聖書はイエス・キリストのご誕生から、この世界の終わりと新しい天と新しい地に至るまでを扱っています。​
背景も時代も異なる約40人の著者たちが、互いに相談することなく書いたにもかかわらず、全体として一つの主人公、一つのテーマに貫かれていることが特徴です。​

信頼に足る文書としての聖書

聖書は多くの写本が発見されており、現在私たちが手にすることのできる聖書は、1世紀のクリスチャンたちが読んでいたものと比べて99.9%同じであると言われています。​
これは、長い歴史の中で驚くほど正確に写し伝えられてきたことを示しています。​

また、聖書は国家権力による迫害、科学者や歴史学者による批判など、さまざまな攻撃を受けてきましたが、その度ごとに守られ、その正しさが証明されてきました。​
二千年を経た今もなお、多くの人が聖書を読み続けていること自体が、その強さと信頼性の一つの証しと言えるでしょう。​

聖書が語る世界の見方

聖書には、現代社会から見ても非科学的な要素は一つもない、という説明もあります。​
むしろ、潮の干満に関わる「帰り(潮流)」の発見者マシュー・モーリーが、旧約聖書の詩篇を読んでヒントを得たように、自然や科学を深く探究する人々に示唆を与えてきました。​

聖書は単なる宗教書ではなく、人はどこから来てどこへ向かうのか、世界は何のために存在しているのか、という根本的な問いに対する答えを提示する書物です。​この聖書について是非知ってください。​

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