恵みあるうちに 2016年 12月104号 「救い主がお生まれになった」

恵みあるうちに104

きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。(ルカの福音書 2章11~12節)

 今年も、クリスマスが近づいてきました。
 多くの人々がこの時を楽しみにしているのではないでしょうか。歴史上の一人の人物の誕生が、長年にわたって世界中で祝われることは不思議です。
 何故、イエス・キリストの誕生が、これほど人々の関心を惹きつけるのでしょうか。皆様に是非とも、クリスマスの本当の意味を知って頂きたいのです。

救い主がお生まれになった

 今から二千年以上も前に救い主イエス・キリストは、お生まれになりました。ユダヤのベツレヘムの町にある馬小屋の中でした。
 この土地に羊飼いたちがいて、その夜、野原の羊の群れを見守っていました。天の御使いたちが、彼らに現れて神様を賛美し、彼らにイエス様の誕生を告げたのです。
 羊飼いたちはイエス様のいる馬小屋に急ぎました。そして、飼い葉桶の中に寝ておられる、みどり子のイエス様を見たのです。
 世界で最初のクリスマスはこうして祝われました。
 今日、12月25日には、世界中でイエス様の誕生を祝うクリスマスが行われています。ただ、本来の意味から随分かけ離れたものとなってしまいました。
 日本では、デコレーションケーキとチキンを食べて、プレゼントを交換し、楽しく過ごす日となっているようです。
 今年のクリスマスは、皆様にとって、救い主イエス・キリストを知り、この方を信じて救われる時として頂きたいのです。

イエス様のご生涯

 イエス様は、おおよそ三十才になられた時、公に、御自身を神の子、救い主として人々の前に現わされました。

すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。(マタイの福音書11章28節)

 イエス様はこのように語られて、人々を招かれました。
 当時、ユダヤ社会から軽蔑され、見下されていた人々がイエス様のもとに集まって来ました。彼らは病人、罪人、遊女たちでした。彼らは、自分たちが罪人であることを深く自覚し、イエス様に彼らの罪の赦しを求めました。
 「子よ。あなたの罪は赦されました。」イエス様は、罪を告白し、悔い改めた彼らの罪を赦してくださいました。彼らは、罪の罰である、死後の地獄からの救いを与えられ、また、天国に導いて頂ける救いを得て、非常に喜びました。彼らは、イエス様を救い主と心から信じたのです。
 イエス様には、人々の罪を赦し、救いを与える権威と力があります。
 何故なら、イエス様は全人類の罪のために人々の身代わりとなって、十字架で死んでくださったからです。
 紀元三十年四月、エルサレムの郊外のゴルゴダの丘でのことでした。午前9時から午後3時まで、6時間、イエス様は十字架に付けられました。十字架上のイエス様は、おびただしい群衆に囲まれて次のように祈られました。

父よ。彼らをお赦しください。彼らは自分で何をしているのかわからないのです。(ルカの福音書 23章34節)

 刻一刻と近づきつつある死の苦しみの中で、イエス様の心にあったものは、人々への愛と赦しでした。
 「完了した。」イエス様はそう叫ばれて、十字架上で死なれました。人類の罪に対する神様からの裁きは、御自身の身代わりの死によって、完全に終了したことを宣言して、イエス様は死なれたのです。

復活されたイエス様

 イエス様の死体は、岩山を横にくり抜いた洞窟の墓の中に安置され、墓の入り口は数トンの石によってふさがれ、誰も中に入れないようにされました。
 イエス様の弟子たちが、イエス様の死体を墓から奪うことがないようにローマの兵士たち4名が24時間体制で墓の番をしていました。
 墓に葬られて、三日目の早朝、大地震が起こり墓の入り口の大きな石が転がり、墓が開いてしまいました。これらの出来事によってローマ兵たちは、気を失い倒れました。
 開いた墓にはイエス様の遺体はありませんでした。イエス様は、死者の中から復活されたのです。
 そして、マグダラのマリヤを始めとして、弟子たちに現れてくださいました。弟子たちの喜びは大変なものでした。
 彼らは死から復活されたイエス様を、地獄から救い、天国へ導いてくださる救い主として人々に伝え始めました。

地獄からの救い

 イエス様は今も、皆様を招いておられます。
 皆様は死を恐れてはいませんか。死後の世界は本当に存在するのだろうかと考えてはいませんか。

 聖書は次のように記しています。

人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている(へブル人への手紙 9章27節)

 死後の罪に対する裁きの場である永遠の地獄は実在するのです。イエス様は、ハデス、ゲヘナという表現を用いられ、地獄での裁きについて語っておられます。死後、地獄で罪の刑罰を永遠に受けることは、人間にとってこれ以上の苦しみはありません。

 皆様が罪を認め、悔い改めて、死から復活されたイエス様を皆様の救い主と心から信じるなら、イエス様は皆様の罪を赦してくださり、死後、永遠の天国に導いてくださいます。
 どうかイエス様をあなたの神、救い主として信じ受け入れてください。

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