恵みあるうちに 2026年 1月135号 「天国へ行くには?」

恵みあるうちに135号

「天国」

 世界には多くの国々があり、その数は 190 か国以上もあります。発展した国もあれば、自然の豊かな国もあります。しかし、永遠に住みたいと願う国があるでしょうか。この世界には、犯罪があり、戦争、災害、貧困、病気、死があります。初めの人間アダムが罪を犯した結果、世界に苦しみと悲しみが入ってきました。
 しかし、どこよりも美しく、安全な場所があるとしたら、またどんな悪も死も病もなく、涙、悲しみ、苦しみがない国があるとしたら知りたいと思いませんか。それは聖書に記されている天国です。「第三の天」と呼ばれています。(第一の天は大空、第二の天は宇宙、第三の天は宇宙とは別の神様が住まわれるところです。)また「父の家」「永遠の都」「パラダイス」とも呼ばれています。神様は地上の生涯を終える全ての人が、永遠の天国に来ることを願って住まいを用意しておられます。
 天国は人間の願望を投影した空想上の存在ではありません。人間が見ることのできない死の向こう側を、すべての造り主である神様が聖書を通して示されたのです。

誰が入れるか

 誰が天国に入ることができるのでしょうか。一般的に、良い人は天国に行けると考えられています。良い人の基準とは何でしょうか。親切さ、真面目さでしょうか。人、国、時代によって基準は変わるものです。永遠に変わることのない基準は神様にあります。罪一つない神様の人に対する評価は、

義人はいない。一人もいない。(ローマ人への手紙 3章10節)

すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず(ローマ人への手紙 3章23節)

です。すべての人が罪を犯しているため、天国に入ることができないと聖書は語っています。聖書が語る罪とは、警察に捕まる犯罪だけを指しているのではありません。罪とは無法です。人間を創り、いのちを与え、生かしておられる神様を無視し、自分を神とし、欲望のままに生きることが無法の罪です。その結果、欲望をかなえるために偶像を拝み、性的な不道徳を行い、欺き、盗み、暴力をふるい、殺します。天国は罪を忌み嫌われる神様の住まれる「聖なる都」であって、罪を犯した者は入ることができません。

罪人はどこに行くのか

 天国に入ることができない罪人は死んだ後に地獄に行くと聖書は語っています。神様は全てを見ておられます。隠れた行い、心の中の悪意や不純な思いに至るまで、すべてがあらわにされています。義である神様はひとつ残らず罪を暴き、裁かれます。

人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている(へブル人への手紙 9章27節)

 地獄は永遠の刑罰の場所です。「悪魔とその使いのために用意された永遠の火」があり、「昼も夜も、世々限りなく苦しみを受け」ます。「罪を裁く神などいない」「死んだ後は無になる、生まれ変わる」といった悪魔の偽りを信じて、つき従い、神様に逆らった罪人も投げ込まれます。地獄は「火と硫黄の燃える池」であり、一度入ると二度と出ることができません。意識があり、記憶があり、体があり、感覚があります。地獄には、光、水、食物、美しい自然、愛する友や家族との楽しい交際がありません。神様がこの地上で与えておられる良いものを全て失うのです。罪がもたらすものは、永遠の絶望、苦しみ、悲しみです。

天国への道は開かれた

 感謝すべきことに、神様が天国への道が開かれたのです。これこそ罪人に対する福音(良い知らせ)です。神様はご自身に逆らっている罪人さえも愛し、地獄の刑罰から救いたいと願われたのです。罪人が救われるためには罪の問題が解決されなければなりません。そのために神の御子イエス・キリストを遣わされました。

キリストも一度、罪のために苦しみを受けられました。正しい方が正しくない者たちの身代わりになられたのです。(ペテロの手紙 第一 3章18節)

 あなたの罪に対する神様の激しい怒りは、十字架にかかられたキリストに全て下されました。罪に対する裁きは終わりました。罪の代価は、キリストの血が流されることによって完全に支払われました。その証拠に、十字架の上でキリストは「完了した」と言われました。そして神様は死なれ、葬られたキリストを三日目によみがえらせて、公に神の御子であり、救い主であると証明してくださいました。キリストは 五百 人以上の弟子たちに姿を現され、後には彼らが見ている前で天国に昇って行かれました。その後、弟子たちは全世界に出て行きこの福音を伝えたのです。キリストの十字架の死と復活は歴史的事実です。キリストが出てこられ、帰られた天国も実在の場所です。

 イエス・キリストこそ天国への唯一の道です。

わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。(ヨハネの福音書 14章6節)

 今日あなたが神様に対する罪を悔改めて、あなたを愛し、十字架で死なれ、よみがえられたイエス・キリストを個人的な救い主と信じ受け入れるなら地獄の刑罰から救われます。永遠のいのちが与えられて、天国に入ることができるのです。しかし、差し出された救いを拒み、信じないなら罪の刑罰を自分で受けなければなりません。どうぞ、この素晴らしい救いをご自分のものとされ、永遠の希望と喜びの場所である天国に行く方となってください。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネの福音書 3章16節)

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