ヨハネの福音書 14章11~14節
11 わたしが父のうちにいて、父がわたしのうちにおられると、わたしが言うのを信じなさい。信じられないのなら、わざのゆえに信じなさい。
12 まことに、まことに、あなたがたに言います。わたしを信じる者は、わたしが行うわざを行い、さらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。
13 またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは、何でもそれをしてあげます。父が子によって栄光をお受けになるためです。
14 あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしがそれをしてあげます。
さらに大きなわざを行います
ヨハネの福音書の14~17章はイエス様が十字架に架かる前夜に弟子たちに語ったお言葉です。14章では、ご自身が天に上げられた後に、メシアの弟子として、全人類の使徒として、奇跡を行い、御国の福音を宣べ伝える働きに預かることを宣言されました。
イエス様の公生涯は、ご自身が人となられた神である事を示すしるしである奇跡と、御国の福音を語るお働きでした。翌日、主が十字架への道を歩まれることを知り、動揺あるいは不安の中にいた弟子たちにとって、心強く、勇気を与える約束であったのです。
12節で語られる「さらに大きなわざを行います。」とは、イエス様の福音がユダヤにとどまらず、全世界に伝えられることです。福音を信じたものは、永遠の命が与えられるわけですから、病いを癒す奇跡に優る神様の御業と言えます。人間にとって最も大きく、また避けることもできない苦しみが死です。死は実に厳粛なことです。たとえ肉体の病いが癒されても、その喜びは死によって帳消しになってしまうことを考える時に、天国に行くことのできる救いに預かっていることの価値は絶大です。
イエス様は弟子たちにこの約束を、3度繰り返してお語りになって下さいました。
それから、イエスは彼らに言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい」(マルコの福音書 16章15節)
しかし、聖霊があなたがたの上に臨む時、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。(使徒の働き 1章8節)
3日目に復活された直後と、40日間弟子たちを励まし天へ挙げられる直前に、これらの御言葉を語られました。この御業の具体的な範囲として、“全世界”であることをお示しくださいました。ご聖霊が与えられ、力を受けて、大胆に語ることが出来ることもお約束してくださいました。
イエス様と同じように捕らえられることを恐れていた、ペテロを通して、ペンテコステの日に3000人の人々がイエス様を信じることにより、このみことばは確かに現実となりました。ご聖霊が働かれたのです。また、多くのクリスチャンが大変激しい迫害の中、時に命を落としても伝道を続け、教会が形成されてきた歴史があります。
どんな困難や迫害があっても、イエス様のみ言葉は、生きていて、力があるということです。教会の歴史を見ることによっても、神様のみ言葉は真実であることを確認できるのです。
現在の我々にもこの「さらに大きなわざを行います」とのみことばは働いています。我々の伝道の働きの支えであり、動機であり、力でもあるのです。この福音が日本の各地で、またモンゴル、スペインの地で宣べ伝えられています。そして10月からはいよいよルーマニアでの伝道の働きも始まります。
イエス様のお言葉を信頼して伝道していきましょう。
