2026年8月礼拝メッセージ(福音)

伝道者の書 1章1~3節

1 エルサレムの王、ダビデの子、伝道者のことば。
2 空の空。伝道者は言う。 空の空。すべては空。
3 日の下でどんなに労苦しても、 それが人に何の益になるだろうか。

目次

むなしい人生

 今から約三千年前にイスラエルの国にソロモンという王様がいました。その時代、王国は栄華を極めました。彼には、知恵、富、権力が与えられており、人々が欲するありとあらゆる物を手にすることができました。
 ところが、彼は伝道者の書の中で「空の空、すべては空」と語りました。心にむなしさを抱えていたのです。

 どうして、彼の心は満たされず、むなしさを抱えることとなったのでしょうか?
天におられる神様を脇に置いて、日の下にあるものを追い求めたからです。

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。 わざわいの日が来ないうちに、 また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。(伝道者の書 12章1節)

 創造者とは、天地万物を造られた真の神様を意味しています。造られたこの世界を見るときに、神様がご存在されることは明らかです。

 ミツバチの習性を例に挙げます。働きバチが新しいエサ場を見つけて巣に戻ると、お尻(腹部)を振りながら「8の字ダンス」といわれる動きで、距離や方向を伝えるそうです。ミツバチに与えられている驚くべき知恵はどこから来たのでしょうか。ミツバチを創造し、知恵を与えられた神様がご存在されることがわかります。

 私たち人間も神様によって造られました。それは、神様を知り、喜び、永遠に神様と共に生きるためです。しかし、ソロモンは、日の下にあるものを追い求めて心を満たそうとしたため、満足を得ることができませんでした。

 聖書は、神様を無視し、別のものを人生の目的とすることは、的外れな生き方であり、罪であると語っています。
 そして、神様に背を向けて地上のものを追い求める人生の結末は、むなしさだけではありません。

そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている(へブル人への手紙 9章27節)

 人は必ず死にます。地上でどんなに多くのものを手にしていたとしても、すべてを手放すことになります。
 さらに、死後に神様の前に立ち、自分が犯した罪に対する罰を受けなければなりません。火の燃える池である地獄で、永遠に苦しみ続けることになるのです。神様は、罪を必ず裁かれる正しいお方です。

 同時に、神様は愛なるお方です。人間が罪を犯し、地獄に向っていることを知りながら放置なさるお方ではありません。それゆえ約2000年前に神様のひとり子である、イエス・キリストをお遣わしになり、十字架で私たちの罪を代わりに背負わせ裁かれました。さらに神様は、死んで墓に葬られたイエス・キリストを三日目によみがえらせられました。
 十字架の上で罪の裁きは終わり、罪の赦しが完成したことの証明でした。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネの福音書 3章16節)

 神様を無視し、地上のものを追い求めて生きてきた罪人さえも愛し、地獄の刑罰から救うためにひとり子をも惜しまずに犠牲にして救いを用意してくださった神様の愛はどれほど大きいことでしょう。その愛があなたに向けられているのです。
 真の神様に立ち返り、イエス・キリストをご自分の救い主と信じてください。全ての罪がゆるされ、地獄の刑罰から救われます。救われた者は地上にいる時から天におられる神様との幸いな交わりを持ち、死んだ後には天国で永遠に神様を喜び生きるものされます。失われることのない救いの喜びと、永遠に変わることのない神様の真実な愛で本当の心の満足を得る方となってください。

※長岡キリスト恵み教会では、毎週福音メッセージ・信徒メッセージが語られます。
 ソロモンに関しては、↓メッセージ(信徒向け)でも取り上げています。

あわせて読みたい
2026年7月礼拝メッセージ 列王記 第一 3章5〜9節 5 ギブオンで主は夜の夢のうちにソロモンに現れた。神は仰せられた。「あなたに何を与えようか。願え。」 6 ソロモンは言った。「あなたは、あ...

目次