うるま恵みキリスト教会

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福音新聞

No.22 永遠のベストセラー「聖書」

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「聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができます。」―テモテへの手紙第二 3章15節―

聖書は発行部数、翻訳された言語の数共に世界一で、人類に最も大きな影響を与えている書物です。なぜなら聖書は「キリスト教の教典」という単なる宗教の経典では無く、「まことの神のみことば」だからです。

① 成り立ち

聖書は紀元前1500年から紀元100年までの約1600年にわたって書かれました。全66巻に携わった著者は約40人です。多くの著者によって書き上げられたにも関わらず、聖書全巻にわたって調和と統一があり、まるで一冊の本のようです。人間の価値観や思想はその時代、地域、個人により変わるものです。それにも関わらず、聖書がなぜ同じ価値観で統一された調和ある一冊の本であるのでしょうか。それは神が著者達に何を書くべきかを教え書かせられたからです。聖書は「まことの神のみことば」なのです。

② 預言の成就

聖書には、書かれた当時、実現していない未来についての預言が数多くあります。例えば、キリストが生まれる400年前に完成していた旧約聖書に、キリストについて多くの預言があり、生まれる家系や町、教えや十字架の死と復活、弟子の裏切りなどキリストのご生涯においてすべて成就しました。今も聖書の預言に従って、世界は終末に向かって進んでいます。

③ 攻撃と耐える力

聖書ほど時の権力者に攻撃されてきた書物はありません。ディオクレティアヌスというローマ皇帝は、紀元303年に聖書撲滅の勅令を発し、成し終えたと判断したときに記念のメダルを発行しました。ところが実際には聖書は無くなりませんでした。

聖書には神の権威がかかっています。聖書を信じる者は神の権威に従います。ですから、それをうとましく思う者から常に攻撃を受けてきたのです。しかし、常に滅びるのは反対者たちで、聖書は今も現存しており、現在2500以上の言語に翻訳され、世界のほとんどすべての人が読むことができるようになっています。

神はご自分の権威を持って、聖書を守って来られ、かつ広めておられるのです。

まことの神から離れた人間は、何が真理であり、何を信じるべきかが分からなくなっています。ですから、生きる目的や意味が分からないままの人が大勢います。さらには「死」という望みなき問題を抱えています。

神はそのような私たち人間に聖書を与えて、語ってくださっているのです。

「聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができます。」(テモテへの手紙第二 3章15節)

神に造られ、生かされているにも関わらず、神を認めず自分の欲望のために生きることそのものが神に対する「罪」なのです。その上、人はうそ、怒り、ねたみ、憎しみ、争いなど日々多くの罪を犯しています。神はきよく正しいお方ですから、これらの罪を裁かれます。人間は死後「火と硫黄との池」である地獄に行き永遠に苦しみを受けなければならないのです。

しかし、神はこの裁きを喜んではおられません。なぜなら私たち人間を愛しておられるからです。そこで、神は私たちに死後の裁きからの救いを備えてくださいました。そのため、神は主イエス・キリストをこの世に遣わされたのです。主イエスは人となられた神の御子です。罪のない神の御子は、私たちのすべての罪をその身に背負って十字架にかかられ、身代わりとなって罪の裁きを受けてくださったのです。そして死後3日目に肉体を持ってよみがえられました。この復活によってキリストが神の御子であること、身代わりの裁きが終わったことを示されました。

皆さまが、神の御前に罪人であることをお認めになり、主イエス・キリストを救い主と信じ受け入れることを、神は望んでおられます。なぜなら、その信仰によって皆さまの罪はすべてゆるされ、死んでも天国で永遠に生きることができる方となられるからです。この救いを得て生きることは何よりの喜びです。また信仰によって神に立ち返ったなら、その後の人生を神の導きのもとで、平安と確信に満ちて生きることができるのです。

どうか、皆さまも聖書に聞き従って、救いにあずかる方となってください。

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