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十字架の愛(その1)

※京都恵みキリスト教会 教会通信第6号より転載

あなたを愛して、あなたのために、最も大切ないのちさえ、惜しまずに捨ててくださったお方がおられます。あなたはそのお方をご存知でしょうか?

そのお方とは、イエス・キリストです。聖書にはこう書かれています。

「キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれた」(聖書 第一コリント15章3節)

今から約二千年前、神の御子イエス・キリストが十字架にかかって死なれたのは、実に、あなたの罪のためであったのです。

そのことを知るために、まず私たちの罪について考えなければなりません。聖書は、私たち人間が、正しい神様の前で、みな罪人であると語っています。最も大きな罪は、真の神様を無視して偶像(偽の神)を拝むことです。人間は、木や石で作られた像を拝み、死者に香をたき、宗教の教祖をあがめ、動物を祭り上げ、天と地をお造りになった真の神様以外のものを、神の座においているのです。また、その他にも神様が嫌われることを考えたり、話したり、行ったりしています。私たちは人をねたんだり、憎んだり、高ぶったり、見下したり、うそをついたり、ばかにしたり、ののしったりしているのです。聖書は次のように語っています。

「正しい人はいない。ひとりもいない。善を行う人はいない。ひとりもいない。」(聖書 ローマ書3章10、12節)

神様は聖いお方ですので、罪を嫌われます。正しいお方ですので、罪をさばかれます。私たちは、死んだ後に、罪のさばきを受けなくてはなりません。私たちは、永遠の地獄で苦しまなければならないのです。

(続く)

 

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