義人はいない
2014年1月12日
「義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。善を行う人はいない。ひとりもいない。」 ローマ人への手紙3章10~12節
天と地をお造りになった真の神は、聖書を通して全人類は罪人であると語っておられます。神は全知全能のお方であり、人の行いだけでなく心の中まですべてご存知のお方です。その方が、全地を見渡し、全人類をご覧になった上で「義人はいない。ひとりもいない。」と語っておられるのです。神の全人類に対する診断結果は以下の通りです。
「彼らののどは、開いた墓であり、彼らはその舌で欺く。」(13節)墓を開くと醜い死体が見えて腐敗臭が漂うように、人がのどを開くと醜悪なことばや欺きが出てくるということです。
「彼らのくちびるの下には、まむしの毒があり、彼らの口は、のろいと苦さで満ちている。」(13~14節)まむしの毒が人を死に至らしめるように、人はことばによって他人を傷つけ、場合によっては死に至らしめるのです。
「彼らの足は血を流すのに速く、彼らの道には破壊と悲惨がある。また、彼らは平和の道を知らない。」(15~17節)人間は、常に暴力と争いを繰り返して来たということです。人類の歴史は、戦争・紛争・争いの歴史です。
「彼らの目の前には、神に対する恐れがない。」(18節)人間は、神を恐れ敬うどころか、神を無視し、軽んじ、拒んでいるのです。このような態度こそ最も大きな罪です。
これは、あなたについての神による診断結果です。もし、この罪の問題を放置しておくならば、あなたは死後に罪の刑罰を受けて永遠の火に投げ込まれてしまうのです。「死んだ人々は、・・・自分の行いに応じてさばかれた。・・・いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。」(ヨハネの黙示録20章12節、15節)
しかし、イエス・キリストに解決と救いがあります。キリストは、あなたのすべての罪を背負い、十字架に架かって身代わりに罪の刑罰を受けて死なれました。そして、死後三日目によみがえられました。キリストをあなたの救い主として信じ受け入れるならば、あなたの罪は赦されて、天の御国に入ることができるのです。
どうか、ご自身の罪をお認めになり、イエス・キリストを信じて死後のさばきから救われる方となってください。