死後のさばき
2013年8月21日
「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」 へブル人への手紙 9章27節
神のことばである聖書は、人間は死んで終わりではなく、死後にさばきを受けるのだと宣言しています。それは、天地万物をお造りになった真の神が罪を憎まれる義なる神であられ、私たち人間が神の前に罪人であるからなのです。
罪とは、殺人・盗み・争い・暴力・嘘といった道徳的なものも含まれますが、聖書が定義している罪とは、「無法」(エマオ出版訳 ヨハネの手紙第一3章4節)です。無法とは、神の支配を拒むことです。つまり、「私の人生は、私のものだ。神を認め、神に従う人生などうっとうしい。私は、自分の好きなように生きる!だから、私に神など必要ない!」という考えです。子が親を親として敬うのが当然であるように、人間が造り主なる神を神としてあがめるのは当然のことであるのです。
ところが、人間は神を拒み、神に反逆しているのです。これは、最も大きな罪です。それゆえ、義なる神はその罪をさばかなければならないのです。 そのさばきとは、永遠の火の池での刑罰です。
「のろわれた者ども。わたしから離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火に入れ。」(マタイの福音書25章41節)
「もし、あなたの目があなたのつまずきを引き起こすのなら、それをえぐり出しなさい。片目で神の国に入るほうが、両目そろっていてゲヘナに投げ入れられるよりは、あなたにとってよいことです。そこでは、彼らを食ううじは、尽きることがなく、火は消えることがありません。」(マルコの福音書9章47~48節)
地獄は、現実に存在します。そして、これまで多くの人が神を拒み続けた結果、地獄に投げ込まれてしまい、今も苦しんでいるのです。神は、あなたがそこに入ることのないように、聖書を通して前もって警告しておられるのです。
「御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。」(ヨハネの福音書3章36節)
神は、あなたを地獄から救うために、御子イエス・キリストをあなたの身代わりに十字架に架けて罰してくださいました。そして、死後三日目によみがえらせてくださいました。それは、あなたのすべての罪を赦し、永遠の天に入らせるためであったのです。
どうか、イエス・キリストを信じて恐ろしい死後のさばきから救われる方となってください。