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神のことばである聖書

「預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。」ペテロの手紙 第二1章21節

 みなさんは、聖書がどのような書物であるか知っておられるでしょうか?聖書は、15世紀にグーテンベルグが印刷機を開発した時に、世界で最初に印刷された書物で、これまで3,880億部以上印刷・発行されています。そして、2010年現在で2,527の言語に翻訳され、年間3億冊以上頒布されている(日本聖書協会年報参照)他に類を見ない世界一の書物なのです。これほど世界中に普及しているのは、上記の聖書のことばに書かれてあるように、聖書が神のことばであるからなのです。そして、それを裏付ける証拠を聖書自身が提示しています。

 第一に、聖書の統一性です。聖書は紀元前1500年~紀元100年の間、1,600年間にわたって記されました。そして、40名もの時代も身分も違う著者たちによって書かれているにも関わらず、その教えに一切の矛盾がありません。普通、時代が変われば新たな知識が加わり、思想は知識とともに変化していくものです。しかし、聖書は、三位一体の神、人間の堕落、全人類の救い主、信仰による救いなど、最初から最後まで一貫した教えが語られ、完全に調和しています。このような統一性は、聖書が神のことばであることの証拠です。

次に、預言の成就です。聖書の預言は、すべて書かれている通りに成就してきました。特に、イエス・キリストに関する預言が、旧約聖書(イエス・キリストが生まれる約400年前に完成)に300以上もあり、すべて成就しました。
・ベツレヘムの町で生まれる。→ミカ書5章2節
・全人類の罪を赦すために死なれる。→イザヤ書53章4~6節
・手足が刺し通され、着物がくじ引きにされる。→詩篇22篇16~18節
・銀貨30枚で裏切られ、その金で陶器師の畑が買われる。→ゼカリヤ書11章12~13節

これらは、預言のほんの一部に過ぎませんが、すべて成就しました。このように、未来のことを前もって正確に告げることができるのは、神のみです。ですから、聖書は、聖書自身が主張しているように神のことばであるのです。

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