最もたいせつなこと
2013年9月6日
「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです。」 コリント人への手紙第一 15章3~5節
人間にとって最もたいせつなこととは何でしょうか?ある人は、金儲けだと言われるかもしれません。また、ある人は健康であることだと言われるかもしれません。また、ある人は良い人間関係を築くことだと言われるかもしれません。価値観というのは人によって異なりますが、みなに共通して言えることは、現世利益ではないでしょうか?つまり、生きている間に如何に幸せになれるかということです。そして多くの人は、それを得るための情報があるならば何としてでも手に入れようとするのではないでしょうか?
しかし、上記のものすべてを差し置いてでも知らなければならない「最もたいせつなこと」があります。それは、イエス・キリストの十字架の死と復活の良き知らせです。なぜなら、イエス・キリストは、私たち人間にとって最大の問題である死と死後のさばきから救うためにこの世に来られたお方だからです。
貧困や病気も人間にとって大きな問題ですが、それよりももっと大きな問題は貧困や病気の先にある死です。人間は、死んだ後に神様から罪のさばきを受けなければなりません。「おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。」(ヨハネの黙示録21章8節)とあるように、罪人は、死後に永遠の火の池の中で苦しまなければなりません。この死後のさばきから救われることが、人間にとって何よりたいせつなことです。
そこでイエス・キリストは、今から約二千年前に、あなたを死後のさばきから救うために、あなたの罪のために十字架で死なれ、葬られ、三日目によみがえられました。イエス・キリストは、あなたの身代わりに十字架の上で罪の刑罰を受けてくださいました。そして、ご自身こそが唯一の救い主であり神の御子であることの証拠として、三日目によみがえられたのです。そして「御子を信じる者は、永遠のいのちをもつ」(ヨハネの福音書3章36節)とあるように、イエス・キリストを救い主としてあなたの心に信じ受け入れるならば、あなたの罪は全て赦され、永遠の天に入る者とされるのです。
あなたにとって、最もたいせつなことは、イエス・キリストの十字架と復活の良き知らせを信じ受け入れることです。