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神の愛

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」 ヨハネの福音書3章16節

神の計り知れない大きな愛は、罪人を救うためにご自分のひとり子を十字架につけてくださったことによって明らかにされました。

本来、人間は、神に敵対してきた罪人であるため神に愛される資格がありません。人間は、神の愛の対象として造られ、神の恵みによって生かされているにも関わらず、神を愛することはなく、神に感謝することもせず、かえって神のご存在を無視し、罪の中を歩んでいるのです。ですから、人間は、死後に罪のさばきを受けて、永遠の火の池に投げ込まれるのがふさわしい者であるのです。「私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。」(エペソ人への手紙2章3節)

しかし、神は、罪深い私たちのために、ご自分の愛するひとり子イエス・キリストを人としてこの世にお遣わし下さいました。そして、そのひとり子を私たちの身代わりとして十字架に架けてさばいてくださったのです。

愛は、目に見えないものですが、払われた犠牲の大きさによって知ることができます。神が、私たち人間のために払われた犠牲は、愛するひとり子のいのちなのです。

人間の親であっても、我が子を自分と同じように愛します。子どもが重病を患っていれば、できるならば代わってやりたいとさえ思います。その愛する子のいのちを、何かと引き換えにするなどということは、親にはとてもできないことです。そうであるならば、まして、神がそのひとり子を愛する愛は、どれほどの愛でしょう。神は、その愛する御子を私たちの代わりに十字架の上でさばいてくださったのです。何という神の愛でしょう。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された」のです。

そして、「それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」のです。神は、十字架上で死なれ、三日目によみがえられたキリストを信じる者に永遠のいのちを与えてくださいます。そして、死後のさばきから救い、天の御国に入る者としてくださいます。どうか、神の愛を受け入れ、キリストを信じる者となってください。

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