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神を恐れる

「からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。恐れなければならない方を、あなた方に教えてあげましょう。殺したあとで、ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなたがたに言います。この方を恐れなさい。」 ルカの福音書12章4〜5節

「神を恐れなさい。」と聖書は語っています。神を恐れるというのは、神を心から敬い、神の目を意識して生きるということです。それはちょうど、子どもが自分を育ててくれた親を尊敬し、親が何を喜んでくれるのか、何を悲しむのかを日頃意識しながら生きているのと同じです。神に生かされている私たち人間が、私たちをお造りになった神を恐れ敬うのは、当然の態度です。あなたは、神への恐れを持って生きておられるでしょうか。

残念ながら、多くの人が神への恐れを持たずに生きているのが現実です。「愚か者は心の中で『神はいない』と言って」(詩篇14篇1節)神のご存在さえ否定し、「神は忘れている。顔を隠している。彼は決して見はしないのだ。」(詩篇10篇11節)と考えて、神の目を意識せずに好き勝手な人生を送っているのです。このような神を恐れない態度は、神に対する最大の罪です。そして、神を侮ることは、最も恐ろしい罪です。

神は人を「ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方」です。ゲヘナとは、永遠の火の池です。神は、絶対主権者であられ、ご自分に逆らう罪人をゲヘナでさばく権威を持っておられます。もし、あなたが神を侮り続けるならば、やがて死を迎えた後に、あなたはゲヘナに投げ込まれ永遠の刑罰を受けなければならないのです。ですから、これまで神を恐れて来なかった人生が罪であったと認めて、悔い改めなければなりません。

神はあなたを永遠の火から救うためにイエス・キリストを十字架に架けてくださいました。神は、あなたのすべての罪をキリストに負わせ、あなたの身代わりにキリストをさばいてくださったのです。そして、キリストを死後三日目によみがえらせ、この方こそ唯一の救い主であることを明らかにされました。今や、誰でもイエス・キリストを信じる者は、罪の赦しを得て、永遠の火の池から救われるのです。罪を悔い改め、キリストを信じるだけで、神はあなたを救ってくださるのです。

しかし、キリストを信じると家族が信仰に反対するなどの理由で、キリストを信じ損ねる人がいます。しかし、「からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。」人を恐れてゲヘナに投げ込まれるより、殺されてでも神を恐れて天国に入る方が幸いです。どうか、神を恐れてください。

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