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唯一の救い主

「この方以外には、誰によっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は、人に与えられていないからです。」 使徒の働き4章12節

聖書は、イエス・キリスト以外には救いはないと語っています。また、イエス・キリストご自身も「わたしは門です。だれでも、わたしを通って入るなら、救われます。」(ヨハネ10:9)「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネ14:6)と語られて、ご自身こそ唯一の救い主であると宣言されました。このような独善的な主張に対して「極端で心の狭い考え方だ!」と反感を抱かれる方もあります。しかし、「これだけが正しい」と主張することは、本当に良くないことなのでしょうか。

決してそうではありません。例えば、1+1の答えは2だけだと言ってはならないのでしょうか。地球の形は丸以外のどんな形でもないと言ってはならないのでしょうか。真理というのは絶対的なものであるので、答えは一つしかないのです。それゆえに、真理は、他の意見を排除するものなのです。逆の言い方をすれば、「私は、自分の信じている教えだけが正しいとは言いません。あの教えもこの教えも良いものです。」と言うことは、「私の信じている教えは絶対的なものではありません。真理ではありません。」と言っていることになるのです。ですから、自分の信じている教えが真理であるならば、「これだけが正しい」と主張しなければならないのです。

では、イエス・キリストのみが与え得る救いとは何でしょうか。それは、死後のさばきからの救いです。聖書は「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」(へブル9:27)と警告しています。あなたは、これまで神を無視し、自分勝手に生きてこられたのではないでしょうか。それは、神に対する大きな罪です。あなたのその罪が、神を激しく怒らせているのです。もし、神の怒りがあなたの上にとどまったまま死を迎えてしまうならば、あなたはさばきを受けて永遠の火に投げ込まれることとなるのです。しかし、救いがあります。そして、あなたを救うことがおできになるのは、イエス・キリストだけなのです。

イエス・キリストは、あなたの全ての罪を負って十字架にかかられました。そして、あなたの上にとどまっていた神の怒りが、すべてキリストに注がれました。そして、キリストは、「完了した」と言われて、息を引き取られました。さらに、キリストは、死後三日目に死を打ち破って復活され、ご自身こそ真の唯一の救い主であることをお示しになりました。キリストは、言葉だけで実態のない宗教とは違い、現実にあなたのために血を流され、よみがえられました。キリストの愛と救いは、現実のものです。

どうか、唯一の救い主イエス・キリストを信じて、救いを得てください。

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