救い主の誕生
2013年12月23日
「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」 ルカの福音書2章11節
毎年、12月25日になると世界中でクリスマスが祝われています。クリスマスとは、イエス・キリストのご誕生を祝う記念日として人々が定めた日です。なぜ、キリストのご誕生は世界中で祝われているのでしょうか。それは、イエス・キリストが全人類の救い主としてお生まれになったからなのです。神のことばである聖書は、キリストがご誕生された目的を次のように明確に語っています。「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」(テモテへの手紙第一1章15節)
では、この罪人とは誰のことでしょうか。それは、あなたのことです。天地万物をお造りになった真の神は、全人類をご覧になり「義人はいない。ひとりもいない。」(ローマ人への手紙3章10節)と語っておられます。
真の神は、人の心の内側までご存知です。神は、罪のない聖く正しいお方であられ、実際の行いだけではなく、心の中の悪い動機や考えまでご存知であられ、さばかれる方なのです。この神の前で、「私は正しい人間です。やましいことは、ひとつもありません。」と言える人が果たしているでしょうか。そして何より、神を認めない態度こそ、神に対する最も大きな罪なのです。
では、罪人はどこから救われなければならないでしょうか。それは、死後の恐ろしいさばきからです。そのさばきとは、火の池に投げ込まれて永遠に苦しみ続けるという恐ろしい刑罰です。
しかし、神は私たち罪人を愛しておられ、私たちをさばきから救うために救い主をこの世に遣わされました。その救い主こそイエス・キリストです。神がキリストをこの世にお遣わしになったのは、私たちの罪を赦すために、私たちの身代わりに十字架に架け死なせるためであったのです。そして、キリストは、全人類のすべての全ての罪を背負い、罪に対する神の激しい怒りとさばきを十字架の上でお受けになりました。そして、死後三日目によみがえられ、ご自身が神の御子であり救い主であることをはっきりと現してくださいました。
このイエス・キリストを救い主として信じる者は、罪が赦され、死後のさばきから救われ、永遠の天国に入る者とされるのです。キリストがこの世に来られ十字架上で死なれたのは、あなたを永遠のさばきから救うためであったのです。ですから、どうかイエス・キリストをあなたの救い主として信じ、受け入れてくださり、救いをご自分のものとしてください。