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ジャングルの殉教者(その2)

宣教師たちの実

1992年には、ワオラニ語の新約聖書が完成しました。レイチェル・セイントは聖書翻訳のために、ジャングル奥深くのワオラニ族(アウカ族)の地に住み、彼らの言語を学び、アルファベットを定め、識字教育を進めました。動詞の形態がとりわけ難しい言語で、生活環境も厳しかったのだそうです。

ワオラニ教会のある代表は、次のように述べました。
「先祖たちのように、お互いを殺し合い、外の人を殺すような生き方を私たちはしたくありません。今、私たちは神の言葉が教えるように生きています。私が小さな子どもであった時から、この聖書をいつか手にする時が来ると聞かされていました。今、私たちはそれを手にしています。」
ワオラニ族では、すでにいくつかの集落で礼拝がささげられており、他の部族への伝道も進められています。

かつてワオラニの人々は「外の人は、みな人食い人種」と信じ、自己防衛のために5人の宣教師を殺しましたが、今、福音を受け入れた彼らは、教会において賛美と祈りと礼拝を神に捧げています。

聖書の「福音」

では、殉教した5人の宣教師とその家族が命がけで伝え、ワオラニの人々の生き方を根底から変えてしまった聖書の「福音」とは、一体どのようなものなのでしょうか?

「兄弟たち。私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。・・・私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちのために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、また、ケパに現われ、それから十二弟子に現われたことです。」(聖書 第一コリント15章1〜5節)

1.福音とは、まず、キリストが私たちの罪のために死なれたことです。
私たちは、天と地を造り、私たち人間をも造ってくださった真の神様の前に、皆罪人です。真の神様を無視して、欲望に仕え、自分勝手に生きることが最も大きな罪です。神様は聖く正しいお方ですから、罪を必ずおさばきになります。私たち罪ある者たちは、死後、永遠に火の燃える地獄でさばかれなければなりません。

しかし、神様は私たちを愛してくださり、ご自分の御子イエス・キリストを、この世に遣わされ、私たちの罪のために十字架にかけておさばきになったのです。キリストは、私たちの身代わりとなり、私たちに代わって罪の刑罰を受けてくださったのです。

2.福音とは、次に、キリストが死後三日目によみがえられたことです。
キリストは、よみがえられた後、弟子たちに、また500人以上の人たちに現われてくださいました。キリストの復活の姿を見た者たちは、キリストを「私の主、私の神。」と信じました。そして彼らは、命を捨ててイエス・キリストの十字架の死と復活を宣べ伝えました。キリストのよみがえりによって、このお方が神であり、救い主であられることが示されたのです。このイエス・キリストを信じる者は、罪の赦しと永遠のいのちを受け、天国に行くことができます。

これが、聖書の福音です。これこそ、5人の宣教師が命をかけて伝え、ワオラニの人々を根底から変えた福音です。どうか、あなたも、この福音を受け入れ、キリストを信じる方となってください。

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