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神からの警告

「あなたがたは語っておられる御方を拒まないように注意しなさい。もし地上で警告していた者を拒んだ者たちが、(さばきを)逃れることができなかったのなら、ましてや、もし私たちが、天から警告しておられる御方から離れ去るなら、さばきを免れることがありえるでしょうか。」 エマオ出版訳 へブル人への手紙12章25節

私たちの身の回りには、警告を促す看板や標識がたくさんあります。たとえば、不放投棄に対する罰則を警告する看板や速度超過の取り締まりを告げる標識などがそうです。そのような警告に対して私たちが取り得る態度は、警告に聞き従うか拒むかのどちらかです。もし、語られている警告を無視してやりたい放題に生きるなら、すなわち、警告を語っている国家の権威を拒むならば、当然のごとく法律に基づいて処罰を受けることとなるのです。

人間が発する警告でさえ拒んだ時に処罰を受けるのなら、まして天から警告しておられる御方すなわち真の神を拒むならば、どうしてさばきを免れることができるでしょうか。

神は、聖書を通して、全人類に警告を発しておられます。それは、「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」(へブル人への手紙9章27節)という死と死後についての警告です。生まれながらの人間はすべて、必ず死を迎え、死後に火の池に投げ込まれて永遠にさばきを受けなければなりません。それは、人間が罪人であるからなのです。そして「罪とは、無法のことです。」(エマオ出版訳ヨハネの手紙第一3章4節)無法とは、神の支配・権威を拒むことです。すなわち、神を無視して、やりたい放題に人生を歩むことです。神は天から、そのような生き方が罪であり、自分自身をさばきに向かわせているのだと警告しておられるのです。ですから、人間は警告に聞き従い、罪を悔い改めて、神に対する態度を変えなければなりません。そうすれば、神はあなたを死後のさばきから救ってくださいます。

神は、御子イエス・キリストをこの世に人としてお遣わしになり、全人類の身代わりに十字架に架けてくださいました。それは、あなたの罪を赦すためであったのです。そして、キリストを死後三日目によみがえらせてくださり、この方こそ神の御子であり救い主であることをあかししてくださいました。あなたが、罪を悔い改めて、イエス・キリストを救い主として信じるならば、死後のさばきを免れて、永遠の天に入ることができるのです。

「御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。」(ヨハネの福音書3章36節)どうか、天から語っておられる方を拒まないでください。

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