聖書メッセージ

カテゴリー

最新メッセージ

確かな人生の道しるべ

「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。」 詩篇119篇105節

日本の道路には、多くの道路標識があって大変便利です。初めて通る道であっても標識の指し示す通りに進めば、目的地に辿り着く事ができるからです。もし、道路に何の標識もなければ、私たちはどちらに進んで良いのか分からず、途方に暮れてしまうのではないでしょうか。私たちの暮らしに、正しい道しるべは欠かせないものです。

さて、それと同じく私たちの人生にも、確かな道しるべが必要です。なぜなら、私たちの誰もが初めての人生を生きているからです。私たちはこの世に生まれ、人生という旅を始めたようなものです。しかし、自分の進んでいる道の行く末がどうなっているのか、どこに向かって進んでいるのかを誰も知らないのです。ですから、私たちには、人生の行く先を指し示す確かな道しるべが必要なのです。

その確かな道しるべとは、神のことばである聖書です。私たち人間をお造りになった神は、聖書を通して私たちに語りかけておられます。そして、人間の人生の行く先についてはっきりと語っておられるのです。

「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」(ヘブル人への手紙9章27節)人間は、いつか必ず死を迎えます。そして、死後にさばきを受けるのです。なぜなら、人間が神の前に罪人であるからです。自分の欲望のままに歩みたいがために、それをお許しにならない真の神を拒み、自分勝手な人生を生きることこそ神に対する最大の罪です。その人生の結末は、永遠の火の池での刑罰です。

ですから、神は罪人に悔い改めを命じておられます。悔い改めとは、心の向きを変えること、神に対する態度を変えることを意味します。道を間違えた事に気付いたならば直ちに向きを変えて引き返すように、神を拒んでいた人生が罪であり、滅びに至る道であったと認め、真の神に立ち返ることが悔い改めです。そして、神は聖書を通して、悔い改める者のために、天の御国に至る唯一の道を指し示しています。

「イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。』」(ヨハネの福音書14章6節)イエス・キリストは、全人類の罪を背負い、十字架上で身代りにさばきを受けてくださいました。そして、死後三日目によみがえられ、多くの弟子たちが見ている前で天へと帰って行かれました。復活されたキリストこそ、信じる者を永遠の天に入れて下さる唯一の救い主です。

どうか、聖書が指し示す確かな救いの道を通って、永遠の天に入る方となってください。

« »